2015年1月24日土曜日

KANO 1931海の向こうの甲子園




  • 監督:馬志翔(マー・ジーシアン)
  • プロデューサー:魏德聖(ウェイ・ダーシェン)、黃志明(ジミー・ファン)
  • 音楽:佐藤直紀
  • 出演:近藤兵太郎:永瀬正敏、呉明捷(ゴ・メイショウ):曹佑寧、八田與一:大沢たかお、近藤カナヱ:坂井真紀
  • Facebookページ:https://ja-jp.facebook.com/Kano.japan
  • ウェブサイト:http://kano1931.com/



2015年1月10日土曜日

鑑定士と顔のない依頼人



  • 原題:La migliore offerta
  • 2013年/イタリア/131分
  • 監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
  • キャスト: ジェフリー・ラッシュ、ジム・スタージェス、シルヴィア・フークス
  • 詳細 http://movie.walkerplus.com/mv54085/


銀の匙 Silver Spoon



  • 監督:吉田恵輔
  • 脚本:吉田恵輔 、 高田亮
  • 原作:荒川弘
  • キャスト:八軒勇吾 中島健人、御影アキ 広瀬アリス、駒場一郎 市川知宏、南九条あやめ 黒木華、校長 上島竜兵、富士先生 吹石一恵、駒場の母 西田尚美、八軒の父 吹越満、アキの叔父 哀川翔、アキの父 竹内力、アキの祖父 石橋蓮司、中島先生 中村獅童
  • 詳細情報 http://movie.walkerplus.com/mv53956/


2015年1月7日水曜日

(ハル)


約20年ぶりに観たけれど、よいままだった。古臭くて全然面白く感じなかったらどうしようかと思ってた。

  • 1996年/日本/118分
  • 監督:森田芳光
  • 脚本:森田芳光
  • 主題歌:THE BOOM
  • キャスト:藤間美津江(ほし) 深津絵里、速見昇(ハル) 内野聖陽、藤間由花(ローズ) 戸田菜穂、山上博幸 宮沢和史、戸部正午 竹下宏太郎、ローズの婚約者 鶴久政治
  • 詳細情報 http://movie.walkerplus.com/mv27964/


2014年12月31日水曜日

看見台湾|天空からの招待状


11月9日。日本で12月末に公開になる『看見台湾』のブルーレイを妻が買ってきてくれたので、一足早く視聴できた。

あらすじは知っていたけど、あらためて鳥の眼から見た風景は新鮮だ。きれいなところだけ見せる観光目的映像ではなく、現実のシビアな問題がその風景に現れているところを、そのまま見せつける。守るべき美しいところと、しれが壊されている姿との落差が、鳥の眼からだからわかる。実は監督が見せたかったのはこれなのかと、大きなショックを受ける。ドキュメンタリー映画は映像の美しさにまでこだわったものに出会ったことはほとんどないが、このテーマは、作品としての映像の質の高さにこだわったから、伝わるのだと思った。

これ以上は書かないでおこう。今度あらためて、西島秀俊さんナレーションの日本版を、映画館の大画面で見るのが楽しみだ。

さて大晦日。
シネマート六本木に西島秀俊さんの日本語ナレーション版を見に行った。しかし、大落胆。オープニングで右下隅に翻訳者さんの名前が出たが日本人ではなかったので嫌な予感がしたのだが、終わったら妻はとにかく翻訳が悪すぎ、ネイティブチェック入れてないと憤懣やるかたなし。また、必要以上に音量が大きかったのと、スピーカーの定格入力を超えているのか、音割れを起こしていてちょくちょく耳障り。良かったのは、大画面だからか自分もヘリに乗っていて酔ってしまいそうなリアル感があったことぐらい。DVDのほうが良かった。元はよかったので残念極まりない。



2014年12月23日火曜日

そこのみにて光輝く

  • 2013年/日本/120分
  • 原作:佐藤泰志
  • 監督:呉美保
  • 脚本:高田亮
  • キャスト:綾野剛(達夫)、池脇千鶴(千夏)、菅田将暉(拓児)、高橋和也、火野正平
  • 詳細:http://movie.walkerplus.com/mv53750/

そして父になる


  • 2013年/日本/121分
  • 監督・脚本:是枝裕和
  • キャスト:福山雅治(野々宮良多)、尾野真千子(野々宮みどり)、真木よう子(斎木ゆかり)、リリー・フランキー(斎木雄大)、田中哲司、風吹ジュン、樹木希林、國村隼
  • 賞:第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門 審査員賞
  • 詳細:http://movie.walkerplus.com/mv52314/


2014年11月22日土曜日

櫻の園


ロシアの劇作家アントン・チェーホフ作の「櫻の園」と言えば、日本の演劇を志す人には欠かせない作品で、高校の文化祭などでも上演されることが多いらしいが、その「櫻の園」が上演開始されるところまでの2時間を描いている。

この映画をはじめて観たのは、20年以上前。その時、女子校の2、3年生の揺れている気持ちをうまく自然に演じている女優たち、それと中原俊監督の緻密でこれ以上ない完成度の演出にびっくりした。今回、あらためて観て、当時の印象と変わらないこと、変わらず見てよかったと思えたことに、少々びっくりだった。

振りかえると、芸術性の高い映画、難しいとされる映画を、再び見ると、当時わからなかったことが、いろいろわかることが多い。全然面白いと思わなかった映画がおもしろかったりする。逆に、エンタテイメント性の高い映画の場合、こんなレベルだったのかとがっかりすることがある。どちらも当時より自分の理解力が増していることや、考え方が成熟しているからだろうが、これはそんな差異を感じなかった。

まったく色褪せない完成度に拍手。


  • 1990年/日本/96分
  • 監督:中原俊
  • 脚本:じんのひろあき
  • 原作:吉田秋生
  • キャスト:志水由布子(ドゥニャーシャ / 部長):中島ひろ子、杉山紀子(ヤーシャ):つみきみほ、倉田知世子(ラネフスカヤ):白島靖代、久保田麻紀(ロパーヒン):梶原阿貴、城丸香織(舞台監督):宮澤美保、里美先生:岡本舞
  • 演奏:熊本マリ「ショパンの主題による変奏曲」
  • 詳細:http://movie.walkerplus.com/mv26455/
  • Wikipedia : http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AB%BB%E3%81%AE%E5%9C%92_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)



2014年10月31日金曜日

恋人たちの食卓|飲食男女|Eat Drink Man Woman


魚を澄んだ水からつかみあげ、捌く、油で揚げ、野菜や肉を切る小気味よくリズミカルな音、無駄のない手の動き、、、料理人の美しく鮮やかすぎる職人技のクローズアップで一気につかまれる。

しかし、それが日曜日の午後で、夕飯は、父と娘3人が過ごす定例行事になっていて、それはあまり歓迎されてないことがわかってくる。これ以上なく美味そうに見える料理なのに、それに反して人間たちは必ずしも幸せではない。

ここまでで、もう興味ががっちり掴まれてしまった。

舞台は台北。一流ホテルの料理長(圓山大飯店の設定)を務めていた父親は、妻をなくして16年娘3人を育ててきた。子離れできない父と、父が心配で家を離れられないが、恋も結婚もしたい娘らそれぞれの転機が訪れてくる話。

わかりやすい話と思って展開をある程度先読みしながら見ていくのだが、随所随所でびっくりな展開がでてくる。他の作品でもそうだが、アン・リー監督にはやられてしまう。実は監督脚本の手のひらの上。参った。
  • 1994年/台湾/125分
  • 監督:アン・リー 李安
  • キャスト:ラン・シャン 郎雄(チュ氏 老朱)、ヤン・クイメイ 楊貴媚(チアジェン 家珍)、ウー・チェンリン 呉倩蓮(チアチエン 家倩)、ワン・ユーウェン 王渝文(チアニン 家寧)
  • 作品詳細:http://movie.walkerplus.com/mv16788/

2014年10月30日木曜日

四月は君の嘘


やっぱりこのマンガだったら、曲をわかって読まないと。
ということで、リストにしてみました。
11巻(完結?)が待ち遠しい。

講談社公式挿入曲 ( Youtube )

単行本第1巻 宮園かをり演奏曲 クロイツェル
https://www.youtube.com/watch?v=eRQZkeEYMko

単行本第1巻 有馬公生演奏曲 キラキラ星変奏曲
https://www.youtube.com/watch?v=XYe_3T8G5JI

単行本2巻 デュオ演奏曲 序奏とロンド・カプリチオーソ
https://www.youtube.com/watch?v=n1MJmliSTIk

単行本3巻 相座武士演奏曲 ショパン エチュード10-4
https://www.youtube.com/watch?v=y5jBKlzBeDc

単行本4巻 井川絵見演奏曲 バッハ平均律1-3
https://www.youtube.com/watch?v=0AeW24p2_Ao

単行本4巻 井川絵見演奏曲 ショパン 「木枯らし」
https://www.youtube.com/watch?v=SkHVuGcC7iQ

単行本5巻 有馬公生演奏曲 ショパンエチュードop.25-5
https://www.youtube.com/watch?v=TlbC0Qm2-ZQ

有馬公生演奏曲 バッハ平均律1-15
https://www.youtube.com/watch?v=Vz_hdH0O1Kk

有馬公生演奏曲 「愛の悲しみ」ラフマニノフ
https://www.youtube.com/watch?v=lEEHAxUyL5A

四月は君の嘘 「愛の悲しみ」世界初!クライスラー on ラフマニノフ
https://www.youtube.com/watch?v=V-dH5wz5q4w

公生+凪 ピアノ連弾曲「薔薇のアダージオ」
https://www.youtube.com/watch?v=KIWVf6exCRc

公生+凪 ピアノ連弾曲 組曲《眠りの森の美女》より〈ワルツ〉
https://www.youtube.com/watch?v=4EEA6e687Nc

  • TVアニメ「四月は君の嘘」オフィシャルサイトhttp://www.kimiuso.jp
  • 著者・原作:新川直司


2014年10月20日月曜日

ウェディング・バンケット|喜宴|The Wedding Banquet


台湾からアメリカに帰化した青年とアメリカ人青年の同性カップルが、早く結婚して孫が欲しい両親のプレッシャーをかわすためにグリーンカードが欲しい上海出身の女の子と偽装結婚して起こる騒ぎの物語。

作風は、小津安二郎風の作風をよく消化して取り入れているように感じた。ただ違うのは、アメリカの現代の社会問題をいくつも扱っていて、小津映画にあまり感じなかったところだったので、そこがアン・リー監督の特長だろうか。

  • 1993年/台湾、アメリカ/106分
  • 監督:アン・リー 李安
  • キャスト:ウィンストン・チャオ(ウェイトン 高偉同)、ミッチェル・リヒテンシュタイン(サイモン)、メイ・チン(ウェイウェイ 顧葳葳)、ラン・シャン(ウェイトンの父)、グァ・アーレイ(ウェイトンの母)
  • ベルリン国際映画祭金熊賞(グランプリ)受賞
  • 作品詳細:http://movie.walkerplus.com/mv10108/

2014年10月14日火曜日

光にふれる|逆光飛翔|Touch of the Light


全盲のピアニストが逆境を乗り越えて夢をつかもうとする、実話を元にした話。
こういう設定だと、見るに堪えない薄っぺらい作品の可能性もあるかもと思って心配していたが、そんなことは杞憂だった。

短編のドキュメンタリーがベースになってて、その監督がそのままこの作品の監督をやっているとのことだが、やっぱり土台がドキュメンタリーの人だけに、しっかりと描こうとしているようだ。何より、障害を持つ人に対するまわりの反応は、いろいろなのが現実だと思うが、まさに現実との違和感を抱かないような描き方をしている。

しかし、最初は全盲という障害のある人の生き方にスポットをあてていると思い込んでいたが、シャオジエがダンサーになることを諦めかけていることが語られるあたりから、2人とも同じような人生のタイミングにあることがわかってきた。実は設定が目立っているが、伝えたい主題は決してそこだけではなく、人がよく陥る、夢に向かってこだわってやり遂げようとせずに、かなり途中であきらめてしまうこと、それを乗り越えることの大切さを訴えようとしているのかなと、感じてきた。結果的に成功者になれるかとは別に、自分が納得できるところまでやり切れたかどうかが、とても大切だなと感じさせてくれた。

光が象徴的に挿入されていて、ドキュメンタリーではあまり見ない演出ではあるが、ちょうどよくシンプルで美しい使われ方をしていた。

  • 2012年/台湾・香港・中国/110分
  • 監督:チャン・ロンジー 張榮吉
  • 提供:ウォン・カーウァイ 王家衛
  • 作曲:ホアン・ユィシアン 黄裕翔
  • キャスト:ホアン・ユィシアン 黄裕翔(ユィシアン)、サンドリーナ・ピンナ 張榕容(シャオジエ)、リー・リエ 李烈(ユィシアンの母)、ファンイー・シュウ 許芳宜(ダンス講師)
  • 公式サイト http://hikari-fureru.jp/
  • 詳細 http://movie.walkerplus.com/mv54618/
  • 東京国際映画祭 http://2012.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=89

2014年10月5日日曜日

最後の晩餐|分手合約


韓国ドラマお得意の『辛く苦しい状況を乗り越えて愛を貫く純愛物』というシチュエーション。
だが、キャストもロケーションも台湾+中国だからか、台湾ドラマのB級っぽさも加えて、いいとこ取りをした感じ。ユーモアも、しんみり感も、みんなほどほどに加減がよい。
台湾の役者さんが多いからか、ハングルとか大陸の中国語の喧嘩しているような語感のトゲトゲ感がなく感じて、楽にみられた。

  • 2013年/中国・韓国/103分
  • 監督:オ・ギファン
  • キャスト:バイ・バイホー 白百何(チャオチャオ)、エディ・ポン 彭于晏(リー・シン)、ペース・ウー(チョウ・ルイ)
  • 詳細 http://movie.walkerplus.com/mv54544/
  • 公式サイト http://bansan-movie.com/

2014年10月4日土曜日

ウォールフラワー|The Perks of Being a Wallflower


繊細な人が繊細な人と接していると
細かいところまでわかりあえるから、気持ちも楽になる。
食べ物も、楽しみも、音楽も細かいところまでわかりあえるから楽しい。

でも、なんでも繊細な人はなかなかいないし
なんでも大雑把な人もなかなかいない。
自分の気持ちを保護するために、大雑把になった人だっている。きっと。
とても繊細な壊れやすい人たち、そこかしこにたくさんいるかもしれない人たちを、
だいじに丁寧にあつかった映画だったように感じた。

  • 2012年/アメリカ/103分
  • 監督・脚本:スティーヴン・チョボスキー
  • キャスト:ローガン・ラーマン(チャーリー)、エマ・ワトソン(サム)、エズラ・ミラー(パトリック
  • 公式サイト http://wallflower.gaga.ne.jp/
  • 詳細 http://movie.walkerplus.com/mv53985/